8月21日からのドル円展望

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先週は145円超えから高値の146.564をつけて下落。週足は長い上髭を付けて陽線ピンバーで確定しました。
下落の要因が何であれ、押し目を待っていた身としてはやっとかと思える調整が入ってくれました。
今週はドル円の押し目買いを狙っていきたいですが、一応続落にも注意していきたいという構えです。
日足レベルのチャートでは先週までエリオット3波に引いていた(実線の)フィボナッチラインで予想していた上昇の目途の-0.5の146.804付近までは届いていませんが、そこはざっくりとほぼ到達と見て、実際の高値146.564からの折り返しを5波の終了地点と見ています。
そこで次の日足の目安として、少し見にくいですが、来週のスイングトレードでは同じ日足チャート上にエリオット5波に対して新たに引いた、(点線の)フィボナッチラインを目安に押し目買いをしていきたいと考えています。
4時間足以下のチャートでシナリオを書きましたので具体的に説明します。

4時間チャートでは先週押し安値145.106と前回までの日足高値145.073を一時僅かに下抜けし、反発上昇して陽線で終了しています。(このラインをキープしたことにより、週足も陽線で確定しています。)
私は先週、145円のラインが週足レベルでサポートになるかどうかが重要と考えていた事をお話していますが、来週以降更に高値を更新する為の条件の一つは、これで予想通りの展開になってくれましたので一安心です。
どういう事かというと、先週の週足が【陽線】で決まったことにより、①週足実体レベルで高値を更新できた=週足上昇トレンドが再開した事。②先々週の大陽線のあとに、ピンバーではあるが陽線で確定したことは、【陰線ピンバー】で確定するのと比べ、だいぶ上昇の継続率が高くなると予想出来る事=来週も更に高値を超えていく可能性が高まったと言える。
というものです。
日足以下でトレードしている私にとっては週足の動きは重要な環境認識の要素になりますからね。
で、戦略としては短期の1時間足から見ていきますが、まず現在の状況は
先週最後に1時間足200SMA及び200EMAが重なってクロスしている位置が有りますが、ここにタッチして反発上昇してきています。これが私が待っていた最初の押し目候補の反発です。
まだ日足レベルで引いたフィボナッチラインの0.236(145.372)での反発ではあるので、さらなる続落には注意しておきたいですが、とりあえず短期デイトレとして見れば押し目として見ることができる位置ではあります。
ここからの上昇を取るにはシナリオとして2つあります。
一つは青矢印・もう一度、各1時間足の200MAまで落ちてからのサポートを期待してダブルボトム成立からの1時間足上昇転換狙いのロング。
2つ目は白矢印・一旦上昇後に再度サポートラインからの反発を確認してからのロング。
いずれもデイ、又は短中期のスイングで、先週高値付近までの上昇をねらったポジションです。
それと忘れてはいけないのが続落するシナリオ。
こちらは赤矢印・トレンドライン、又は4時間足20SMA辺りでレジスタンスされて安値を更新していくイメージです。今は積極的に狙うべきはこちらかもしれませんが、将来どうなるかは分かりません。どちらになってもいい様に、どちらにもエントリーし、損失を最小限にする為のポジション管理と部分利確、逆指値移行を遂行していけばよいと思います。生きた方を伸ばせばよいので。
一旦4時間足チャートに戻りますが、シナリオ青の上昇の後に、高値をしっかり超えていけず、その辺からの反落するシナリオである紫矢印も想定しておいた方が良いでしょう。
当たり前ですが、上昇波というのは一旦深い押し目を作ると、今までサポートとして作用してきた物が全てレジスタンスに転換し、上昇を阻んできます。
下降の時も同じですが、下降よりも上昇の方がその時間はかかるものです。
【上げ3日、下げ1日】という相場の格言も有りますからね。
まぁ、今まで押し目無く上昇してきた分、やっとの押し目を早く乗っかりたい気持ちは痛いほどわかるんですが、本当の押し目というのは、押し目としての役割を果たせるようになるまでは思ってるより時間がかかるものなので、ロング狙いはあくまでもゆっくり慎重に、逆にショートは迷いすぎず思い切りが大事です!
まだ今月8月の相場は閑散だし、レートも飛びやすく1年を通して結構危険な月です。
ロットも大きくは張れないですし、大体そんな感じでやっていきましょう!!
Заметка
チャート画像はいつも通り別のとこに貼っておきます。特に日足が見づらいので…。
Заметка
追記。
週明け日足レベルの下落で安値更新してスタートしていった場合は、日足フィボナッチの0.382及び0.5~0.618からの反発を想定して下落が落ち着くのを待ちながらロングを検討していきます。
なので戻り売りポイントの下降トレンドラインからのショート等は積極的に売っていきます。
FibonacciMultiple Time Frame AnalysisSupport and Resistance

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