先週から株式相場には、待望の調整が訪れています。
しかし、これを単に「押し目買い」と称してすぐに買うのではなく、もう少し見極めが必要です。
なぜならば、現在がいわゆる「押し目」という状態なのかどうなのかは、実際に反発が始まり、
メイントレンド方向に動き出してから分かることなので。
もう少し詳しく書きます。
この調整の行方は概ね次のどれかになっていきます。
A 上昇トレンドが継続の範囲の中で、調整が終わりメイントレンド方向へ回帰していく。
B 調整が進み過ぎて調整の範囲を越えて、上昇トレンドが終了となり、レンジ相場に入る。
C 調整が進み過ぎて調整の範囲を越えて、下降トレンドへ転換していく。
それに対する行動は
A’ 買う。
B’ レンジブレイクで(買い/売り)
C’ 下降トレンド入りを確認してから売りのポイントを待つ
これが基本的な戦術になります。
早ければ、本日か明日には Aそして A’ となる可能性もあります。
Aにならずに日にちが経過すると、B、Cの可能性が出てきます。
いわゆる「押し目買い」で失敗するのは、B、Cになった場合です。
というわけで、待望の調整局面ですが、観察して判断していく局面です。
クロス円についても同様の判断をしています。
なお、前に、
>GMOのNQ100のチャートがトレーディングビューに採用されていないので、QQQのチャートを使います。
と書きましたが、OANDAさんのUS NAS 100 がほぼ同じみたいなので、このチャートを採用します。
(現物でナスダック100に投資するときは米国のETFのQQQという銘柄を買います)