EUR/JPY 相場分析

EUR/JPY 4時間足

ユーロ/円(EUR/JPY)の相場分析です。

ユーロ円は昨年の5月上旬に安値を付けて以来、中長期で上昇トレンドを維持しています。
しかし、5月末に節目である134円周辺の高値タッチをきっかけに、中期で下降トレンドを形成していました。
その後、8月末の急上昇によって中期の下降平行チャネルを上抜けし、次のトレンドを探しているというのが、ユーロ円の環境認識です。

チャートの形や流れは、豪ドル円(AUD/JPY)と非常に似ていると思います。豪ドル円の相場分析では、水平線上抜け+その水平線がサポートすれば一気に相場が動くと書きました。
ユーロ円でもやはり水色水平線が今後の方向感を握る鍵だと個人的に考えていました。
結果どうなったかといいますと、水平線はブレイクしたものの、サポートすることが出来ず、それどころか下落してレジスタンスに転じてしまいました。

この結果を受けて個人的に少し考えたいことは、
この売りによる下落は、「短期的な急上昇による過熱感からの調整」で作られたものなのか、
それとも「日足レベルでのチャート形状を上昇相場の最終局面」と考えるプレーヤ―によって作られたものなのか、
この2点です。

プレーヤーによって見方が大きく変わる局面になったのではないかと、あくまで個人的には思います。
何か大きなファンダ要因がないと方向が決まらない気もします。
相場観がバラバラになり始めていると仮説を立てていますので、ダマシや荒い値動き、レンジになることも頭に入れつつ、直近では4時間足200MAがどのような役割をするか、明日からの相場を見ていきたいなと思っています。
Parallel ChannelSupport and Resistance

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