ナスダック100先物、ジリ上げ

今週の振り返り

今週は週足では6週連続の上昇でしたが、前週比+0.45%とジリ上げの週でした。10月14日(月)に1%以上の上昇を示しましたが、10月15日(火)にASMLがミスで決算発表の前日に結果公開されてしまい、受注額が悪かったことで半導体株が大きく下げ、ナス100も引っ張られ下落でした。しかし、10月17日(木)にTSMCの好決算を確認したところから、週末まで上昇し、週間でジリ上げに落ち着いたといったところでしょう。

ASML決算漏れにより一時は7日出来高加重移動平均線を下回ったが、10月18日(金)には7日出来高加重移動平均線の上まで戻し上昇トレンドは継続のようだ。

先週末時点では「20,337を上回る値動きになるなら、次は20,600がターゲット。」と書いていて20,337は上回った値動きとなりました。

S&P500よりアンバランスな値動きだが、安値は切り上げてゆるりと上昇を続けている場面です。これから発表されるM7や半導体銘柄の決算結果により動きが変わるが、決算こなしながら自ずとナス100の積上げEPSは上昇し高値へ上がっていける環境になっていくでしょう。

悪い決算サプライズがない限りは新高値の形成に向かっていくのではないでしょうか。

次週のシナリオ
①上昇する場合

まずは先週と同じく20,600が短期的なターゲット。

7月11日の最高値20,790超えにトライする流れに期待したい。

②下落する場合

21日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、10月1日安値19,626までに値止まりするかサポートを確認したい。
Trend Analysis

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