【ロンロンの為替予報】ドル円はじりじりと106円を狙う動きで月末

欧米での感染拡大への懸念に加え、世界の大手金融機関が
巨額の不正資金のマネーロンダリングを放置していたとされる問題が影響。こうした中、欧米株が軟調な値動き
となり下落。

株安を背景にしたドル買いの動き

米債では長期金利が小幅に上昇したものの、インフレ期待の低下を背景に米実質金利が上昇した。

さらに

フランスやスペインなどでの感染拡大など欧州経済の先行きへの不透明感がでました。 

ドルインデックスも調整の上昇しましたね。


月末・四半期末に絡むドルの需給

TV 討論会を受けた支持率の変化

10/2 の米 9 月雇用統計への反応が焦点となりそうです。

9/30 に発表される米 9 月 ADP 雇用統計や米 GDP 確報値、さらに 10/1 の米 9 月 ISM 製造業景況指数への反応も注目されます。

米雇用統計に関しても新規失業保険申請件数が 4 週連続で 80 万件台後半
となっており、失業率は 8 月の 8.4%から 8.2%へ一段の改善が予想されていることもドル円の下支えになると考え
られます。一方、就業者数の伸びは 137.1 万人増から 85.0 万人増まで鈍化すると予想されており、就業者数の
改善の鈍化を市場がどのように判断するか注目されます。しかし、インフレ期待の低下を受けた米国の実質金
利の上昇がドル円の下値支援となり 105 円割れの回避につながるかもしれません。
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