サイモン・プロパティ・グループ、四半期営業利益予想を下回る

商業用不動産投資信託のサイモン・プロパティ・グループ SPGは金曜日、同社の複合型ショッピングセンターの賃貸需要が低迷していることが痛手となり、第3四半期の営業からの資金(FFO) の市場予想を下回った。

LSEGがまとめたデータによると、同社が報告した9月30日に終了した四半期のFFOは1株当たり2.84ドルで、前年の3.20ドルから減少し、予想の3.03ドルを下回った。

対照的に、同REITのキムコ・リアルティ KIMは、食料品店を核とする小売センターのリース需要が好調であることから、 (link)、年間営業利益目標を引き上げた。

FFOの未達にもかかわらず、 SPGが報告した第3四半期の賃貸収入収入は市場予想を わずかに上回り、13. 3億ドルの予想に対して13.4億ドルに達した 。

同社のモールとプレミアム・アウトレットの稼働率は前年比1％増の96.2％、最低基本賃料は2023年の56.41ドルから2.3％増の57.71ドルに上昇した。

SPGの株価は市場前の取引で約1％下落した。今年に入ってから約20％上昇している。