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STマイクロ、業績目標達成を2030年に延期 自動車市場低迷が影響

欧州の半導体大手STマイクロエレクトロニクス STMPAは20日、自動車・産業市場の低迷が2025年まで続くと見込み、長期業績目標の達成時期を先延ばしした。

27年としていた売上高200億ドル、営業利益率30%以上という目標の達成時期を30年に延期した。

ジャン・マルク・チェリー最高経営責任者(CEO)は投資家に対して、今後もエネルギー効率に優れたシリコンカーバイドチップの最大の販売業者であり続けると語った。人工知能(AI)ブームの一部から恩恵を受けることを期待する。

同CEOは、下半期には産業用や個人用電子機器市場が堅調になると見込んでいるが、25年は「移行の年」になると述べた。

同社株は年初から49%下落している。離職や早期退職による人員削減などで27年までに数億ドルを節約する計画という。設備投資は今後3年間で減少するとの見通しを示した。

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