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ダウ30:日足の下ヒゲの長いローソク足は「底堅い」可能性もあるが、底が抜けると「底深い」可能性も

Короткая
FX:US30   Промышленный индекс Доу — Джонса
~ダウ30~

23:29 2018/09/08記載

   月足を見ると、バンドの形は5つのラインがすべて上を向いている完全な上昇トレンドのように見えます。16年11月月足(米大統領選挙の月足)で、月足+2σをしっかり上抜けてから、5月平均線~+2σのラリーが続きました。18年に入り、ダウ30に大きな変動があり、5月平均線~+2σのラリーは崩れたものの、+1σ~+2σのラリーが続いていて、上昇トレンドは簡単には崩れそうにもありません。月足の上昇トレンドが崩れたか否かを判断する、大きなポイントがこの月足+1σになりそうです。大きなニュースと同時に+1σをしっかり下抜けるようであれば、一気に下落しそうに思いました。しかし、今の状況ではその気配は見られません。逆にさらなる上昇をするようであれば、+2σを目指すと思いますが、自分としては+2σの前に18年1月月足高値(26699ドル)付近の反応が気になります。26700ドルをしっかりつけるようであれば、上昇トレンドはさらにしばらく続きそうに思いました。なお、これまではオレンジのチャネルで推移していると思っていましたが、16年11月から続く急騰でチャネルラインは自分には引けませんでした。

   週足を見ると、8月27日週足で+2σを上抜けるような勢いを見せたものの、先週(9月3日週足)がその流れを受け継ぐことができず短い実体であるものの陰線となっています。そのため、実体が週足+2σから離れてしまっています。また、自分には黄緑のチャネル上限付近に位置しているように見えることから、先週の陰線は黄緑のチャネル上限ラインではね返された可能性も否定できません。まだ完全に+2σや黄緑のラインをはね返したと判断できないのですが、8月27日週足高値(26172ドル)を上抜けるまでは下目線で考えたいと思いました。

   日足を見ると、バンドは5つのラインが緩やかな上昇をしているように見えます。しかし、9月4日日足より下ヒゲの長い日足が多い印象で、上昇することができなかったためか、+1σを下抜けてしまっているように見えます。下ヒゲが多いため「底堅い」可能性も否定できませんが、底が抜けると「底深い」可能性もあり要注意だと考えています。日足レベルでも黄緑のチャネル上限ラインを下抜けたこともあり、日足レベルも下目線で考えたいと思います。もし再び上昇した場合、9月6日高値(26075ドル)を実体でしっかり上抜けるのであれば、日足+2σを目指す可能性もあることから、下目線はいったん中断したいと思いました。

   ドル円の変動にとって、ダウ30は大きな要因となると思います。ドル円の上昇には緩やかな反応になるかもしれませんが、下落に対しては過敏な反応をすると思っていますので、大きなニュースでの株価の反応に注意が必要と考えています。

・月足+1σ~+2σのラリー継続、+1σの下抜けには要注意
・週足+2σ、黄緑のチャネル上限ラインではね返された可能性も
・日足の下ヒゲの長いローソク足は「底堅い」可能性もあるが、底が抜けると「底深い」可能性も
・26075ドルを日足実体で上抜けるのであれば下目線はいったん中断
・ニュースを伴ったダウ30の急落はドル円下落に過敏に反応しそうなので要注意

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